アオコを顕微鏡で拡大して見ると、透明な寒天の様な物の中に Microcystis というシアノバクテリアが詰まったような状態になっています。
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Microcystis 属シアノバクテリア |
これを計数しやすいようにバラバラに分散する&ガス胞(細胞中にある浮き袋みたいなもの)を抜くために超音波で短時間処理します。(研究室の学生が初登場です)
氷冷しながら超音波処理 |
計数できる状態になったら、ひたすら顕微鏡とにらめっこしながらカウントしていきます。
カウンターを持って計数中 |
写真に写っているU君に計数についてコメントある?と尋ねたところ「しんどいです」とのこと。
顕微鏡を長時間使用することもそうですが、泡やゴミ、他の藻類など、計数してはいけないのに似ているために間違えやすいものが多々ありますので、相当な慣れが必要です。
例年ですと10月まで調査後には必ずアオコの計数があります。
一緒に計数がんばろう!
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