2011年9月30日金曜日

小浜調査(追加)

ダムの写真が先にアップされたので順序が逆になりましたが
朝の調査の時に撮った写真です。










浜は東側が開けているので、朝日が海のほうから昇って
きれいです。あいにくすっきりと晴れではありませんでしたが
かえって幻想的な風景が見られました。
上の写真を撮った時点では雨が降るとは思えない感じでした。

この後思ったよりも潮が満ちてくるのが早くて
最後は定点が水没してヒヤヒヤものでしたが
なんとか無事終えることができました。

小浜定期調査&八田原ダム定期調査(9月)

今日はあいにくのお天気でしたが調査を二つ行いました。

小浜(アサリ)グループ+助っ人2名は朝5時半に集合して因島の浜に、
ダム(アオコ)グループ+助っ人1名はいつもの時間で八田原ダムに行ってきました。

アサリグループは、調査が終わって車に乗った時にちょうど雨が降り始めて
特に濡れることもなくセーフだったそうです。
アオコグループは、車でダムに移動中は強い雨が降っていましたので
さすがにかなり濡れることを覚悟しましたが、船に乗ったころには降り止み、
その後もほとんど降られなかったため、ほぼ濡れずに調査を終わりました。

日ごろの行いは大切ですね。
ちなみに教員3名は全員自称晴れ男(女)です。

八田原ダム堰堤を下から


2011年9月28日水曜日

9月のお茶会

今月は全員が揃う日がなかなかないので
来週からの学生実験の準備の合間に
3名欠席でしたがお茶会を開催しました。

今日はマザーベアのケーキです。
9月生まれのF君に最初に選んでもらいました。














ちなみに、今回のように欠席者がいる場合
次に研究室に来た時に食べられるよう
その人の分は焼菓子を用意しています。

2011年9月21日水曜日

後期が始まりました

今年度から夏季休業期間が少し後ろにずれたので、
去年よりは1週間ほど遅い後期の始まりです。
早速1時限から担当の講義があったので行ってきました。

学生たちは、久しぶりに会って近況報告に花が咲くためか、
毎年のことですが教室に入るとややざわついていました。
でも、点呼を終えて講義を始めると静かになりました。
質問を交えてみたのですが、急にみんな無言に・・・。
でも、何人かはこちらが期待していた発言をしてくれて、
スムーズに進みました。

最初の講義はどうしても緊張してしまうからか
教室に腕時計を忘れてしまいました。
取りに行かなきゃと思っていると、学生が届けてくれました。
感謝です。

2011年9月20日火曜日

バザーのお手伝い

19日の敬老の日に、こちらでも紹介したバザーで行われるサイエンスラボの
研究発表のお手伝いに行ってきました。
場所は、福山市の暁の星女子中学・高等学校です。

メインテーマは「干潟の浄化機能」で、アサリを使った米のとぎ汁の
浄化実験を行いました。ただ、これだけだとちょっと寂しいので、
アサリの貝殻を使ってアクセサリー作りも行いました。

アサリのアクセサリー作成グッズ

想定通り、アクセサリーにたくさんのお客さんが来てくださいました。

一方、アサリの浄化実験はというと、若干追いやられ気味…
しかし、密かにながら頑張って海水を透明にしました。



特に問題もなく、皆さんに喜んでいただけたのではと思います。

2011年9月16日金曜日

定期海洋調査

今日は月1回の第二爽風丸での調査に行ってきました。
調査メンバーが就職活動、体調不良で参加できないので
いつもは船に乗らないメンバーでの調査になりました。

朝からどんよりとした天気で風が強く、瀬戸内海にしては波が高くて
コースを一部変更しました。
遠くに百貫島が見えます。












普段は向島の東側を通って山波の洲まで行くのですが、写真のような白波が
立っていたので、引き返して西回りで調査定点に向かいました。
おかげで(?)普段は通らない橋の下を2か所通ることになりました。

向島と岩子島の間を通って
尾道水道を抜けました

調査を終えて大学に帰ってから雨が降り出しました。
今日のメンバー4名のうち、晴れ女が1名、雨男が1名いたのですが、
自称晴れ男(私です)のおかげで天気が持ったのではないかと思います。

2011年9月14日水曜日

第一回中間発表会

現4年生が研究室に本格的に配属されて約半年経過しました。
各自の卒業研究の進み具合を確認する目的で、これまでの成果を
発表してもらうことになりました。

今日の発表会は卒研生の半分の人に行ってもらい、
残りの学生には後日改めて時間を設けます。

これまで卒論のデータが順調に出ている人もいますが、
そうではない人もおり、学生によって進み具合は様々です。
各自がこの半年の間に、どんなデータを出しているのか、
テーマについてどんな勉強をしているのか、といった点についてと
さらにこれら半年の成果を今後の研究にどう繋げていく予定なのか、
一人5~10分程度で話してもらいました。


発表用資料

まだまだ卒論にはほど遠い感じでしたが、できていなかったこと
勉強が足りなかったことを改めて確認してもらい、
残り半年の間で研究を進めてもらえれば、と思っています。

2011年9月12日月曜日

教育懇談会

前日と前々日は、本学で教育懇談会が開催されました。
保証人の方に成績表をお渡しして懇談する行事で、
前期末の成績が出るこの時期に毎年行われています。
個人懇談は原則教員の居室で行うので、その直後は
私の居る部屋も割と片付いた状態になっています。
初公開















さて、いつまで維持できるでしょうか?

2011年9月9日金曜日

窒素とリン濃度の測定

今週は調査が全くない週だったので、更新がゆっくりですね。

いつも、こういった調査がない週に、採取してきた試料の解析を
行っています。
先日は海水のクロロフィルの測定、今日は八田原ダム湖水の
窒素、リン濃度の測定です。

当研究室にはオートアナライザーがあります。
手分析に比べると、たくさんの試料を簡単に測定できる機械です。

 









それでもダムの場合、取ってきた試料の数が多いので、2日にわけて
窒素とリン、おまけでケイ酸濃度を測定します。

2011年9月6日火曜日

蛍光光度計

前回紹介したウミホタルや虫のホタルの光は生物発光で、
ホタルの字を使う「蛍光」とは違うのですが、
当研究室では、一次生産者の生物量の指標となる
クロロフィル a の測定に蛍光を利用しています。
クロロフィル a は青色の光を当てると赤色の蛍光を
発することを利用して、下の蛍光光度計を使って
測定しています。














写真では無駄に大きな電卓(?)に見えるかもしれませんが、
けっこう優れものなのです。

2011年9月2日金曜日

臨海実習(4)

二日目の続きです。

バーベキューの後、暗くなってから研究所裏の海岸に
ウミホタルの採集に出かけました。
(私たちは学生の見張り役として参加しました)

ペットボトルで採集具を作り、餌にはイイ感じに(?)腐った
イカを使いました。
写真では臭いをお伝えできません











今年初めて実習に組み込んだのですが、予想をはるかに超える
大漁で、スタッフもちょっと興奮してしまいました。
採集具からこぼれたウミホタルが地面で光って幻想的でした。

写真では感動をお伝えできません


実習中は天気が良くて、予定の実習がすべて行えましたが、
ブログを書いている今は台風が近づいていて、雨風が強くなってきました。
気象庁の台風情報を見ると、備後地方が予報円にすっぽり入っているので
心配です。


2011年9月1日木曜日

臨海実習(3)

臨海実習では、乗船実習を担当しました。
大浜崎灯台と旧大浜崎船舶通行潮流信号所











午前は船上でプランクトンネットによる採集を行い、午後に実験室で顕微鏡観察を行いました。
カイアシ類や甲殻類、多毛類や棘皮動物の幼生など
様々な生物が見られました。
それらを大きな分類群ごとに計数して、密度を算出しました。
顕微鏡観察中











いつもの実習より時間に余裕があって、じっくりと取り組めた
のではないかと思います。